Rz/T1をOzoneでデバック

ルネサスのARMマイコンの開発環境の1つE2STUDIOを使ってRz/T1を開発するときのデバッカはJ-LINKを使います。J-LINKのJ-LINK PLUSE以上にはOzoneというデバッカを使うライセンスが含まれています。

Rz/T1でOzoneを動かすための設定方法について

Ozoneのプロジェクトの新規作成でCPUを選んでプロジェクトを作成し、E2STUSIOが生成したelfファイルを指定すして起動するだけでは動きません。

CPUのプログラムカウンタの開始アドレスを変更しなくてはいけません。

Ozoneのプロジェクトを作成するおと,xxx.jdebugというファイルが生成されそれを開いて修正します。

2か所、同じ記述があるのですが

void AfterTargetDownload (void) {
unsigned int PC;
PC = Elf.GetEntryPointPC();
if (PC == 0xFFFFFFFF) {
PC = Elf.GetBaseAddr();
}
if (PC != 0xFFFFFFFF) {
Target.SetReg(“PC”, PC);
} else {
Util.Log(“Project file error: failed to get program base”);
}

以下の赤い部分を追加して、開始アドレスを合わせます。

void AfterTargetDownload (void) {
unsigned int PC;
PC = Elf.GetEntryPointPC();
if (PC == 0xFFFFFFFF) {
PC = Elf.GetBaseAddr();
}
PC = 0xFFFF0000;
if (PC != 0xFFFFFFFF) {
Target.SetReg(“PC”, PC);
} else {
Util.Log(“Project file error: failed to get program base”);
}

こで動きます。

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