STM32H747 Discovery KIT その2

弊社の位置決めコントローラKITを使う場合は必要ないプロセスです。


バッチファイルの修正

その1で解凍した
STM32H747-Discovery.zip
のフォルダに移動します。


StartGccBuildEnvironment.batの変更

その1地番上の階層にStartGccBuildEnvironment.batがありそれを、エディタで開きます。


@echo off
rem *
rem Please set the ABSOLUTE installation path of the ST-LINK utility
rem *
::set ST-LINK_Utility_Path=C:\Program Files (x86)\STMicroelectronics\STM32 ST-LINK Utility\ST-LINK Utility
set STM32CubeProgrammer_Path=C:\Program Files\STMicroelectronics\STM32Cube\STM32CubeProgrammer

rem *
rem Please do NOT change the following settings
rem *
set PlatformName=STM32H747-Discovery
set ExternalLoader=MT25TL01G_STM32H747I-DISCO.stldr
set BuildEnvVersion=V9.30
set GettingStartedLink=getting-started-stm32h747-discovery
cmd /K Application\Project\GCC\devenv.cmd


上記の赤い部分を、以下のように変更します。

STM32CubeProgrammerのインストールされたフォルダのパスを切ります。

set STM32CubeProgrammer_Path=C:\Program Files (x86)\STMicroelectronics\STM32Cube\STM32CubeProgrammer

このバッチファイルは、Embedded Wizardで生成された、ソースコードをビルドする場合に利用します。


このバッチファイルを実行してみます。

DOS窓

途中の8行目でAll checks are passed!が表示されない場合は、PATHが間違っています。


FlashMasterDemo.batの変更

STM32H7\STM32H747-Discovery\MasterDemo
内にあるFlashMasterDemo.batを開き
上記と同じように
set STM32CubeProgrammer_Path=C:\Program Files (x86)\STMicroelectronics\STM32Cube\STM32CubeProgrammer
を変更します。

このフォルダ内にある、EmbeddedWizard-STM32H747-Discovery.hexを書き込むためのバッチファイルです。(購入時の状態に戻ります)





Exsampleファイルをビルドして、ダウンロード


EmbeddedWizerdの起動

Embedded Wizerdの初期画面

Open another existing project を選択し。

Example内のプロジェックとを1つ選択します。

BeziserClockを選択しました。

ビルド後

メニューの
BUILD→Build This profile
とするとビルドし、
右下にSuccessが表示されますと、
STM32H7\STM32H747-Discovery\Application\GeneratedCodeフォルダ内に
ソースコードが展開されます。


生成されたソースコードのSTM32のビルドと転送

最初に編集した、StartGccBuildEnvironment.batを実行します。

meke →リターン

コンパイルとリンクがされます。

make install →リターン

ターゲットへダウンロードします。

ダウンロードが終了すると、ターゲットが動きだします。

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